UI/UXデザインが成功の鍵

インターネットやスマートフォンの普及により、企業と顧客の接点が爆発的に増え、ウェブサイト・モバイルアプリ・SNSなど、ユーザーはさまざまなデジタルツールを通じてサービスを利用するようになり、UIとUXの良し悪しがビジネスの成功を左右するようになりました。 UI(ユーザーインターフェース)とUX(ユーザーエクスペリエンス)はWebデザインの核になる考え方ですが、異なる役割を持っています。簡単に言うと、UIは「見た目と操作性」、UXは「総合的な体験」を指します。それぞれの意味と違いを理解し、その上でUI/UXデザインを作り上げていくことが大切です。
UI(User Interface)とは
UIは、ユーザーがサービスや製品と直接的に接する部分、つまりインターフェースを指します。
ウェブサイトであればボタン、アイコン、フォント、色、レイアウトなど、目に見えるすべての要素がそれに当たります。そして、ユーザーがそのサービスをどうやって操作するかに焦点を当てています。例えば、ショッピングサイトの「カートに入れる」ボタンの色や形、配置などがUIに当たります。
UIが優れていると:
- 見た目が美しく、魅力的である。
- 操作方法が直感的でわかりやすい。
- ボタンの位置や文字のサイズなどが適切で使いやすい。
UX(User Experience)とは
UXは、ユーザーがサービスや製品を通じて得られる総合的な体験全体を指します。
これは、サービスを使い始める前から、使用中、そして使用後までの一連の流れを含みます。ユーザーがサービスを使って何を得られるか、どう感じるかに焦点を当てています。例えば、ショッピングサイトで商品をスムーズに探し、簡単に購入でき、商品が迅速に届き、全体的に満足できたという体験がUXです。
UXが優れていると:
- 目的をスムーズに達成できる。
- 使っていて楽しく、満足感がある。
- サポート体制や配送サービスなども含め、全体的な体験が良い。
UIとUXの関係性
UIとUXは密接に関わっており、どちらか一方だけが優れていても良いサービスにはなりません。
例として、レストランを考えてみましょう。
UI:店内の内装、メニューのデザイン、食器など、目に見える部分
UX:お店を探し、予約し、入店し、食事を楽しみ、会計をしてお店を出るまでの一連の体験全体
たとえ店内の内装(UI)が素晴らしくても、料理が美味しくなかったり、店員の態度が悪かったりすれば、全体的な満足度(UX)は下がってしまいます。
このように、良いUXを提供するためには、良いUIが不可欠です。しかし、優れたUIは良いUXを構成する一部に過ぎません。両方をバランス良く考えることが、成功するサービス・製品を作る鍵となります。 メックコミュニケーションズでは様々なWebサービスのお手伝いを承っております。お客様のご要望に沿ったニーズを理解し、コンセプトを策定、ビジネスを成功に導くUI/UXデザインのご提案させていただきます。とりあえず話を聞いてみたいという方もお気軽にご相談ください。